昔ながらの家庭薬で有名なオロナインH軟膏。
このオロナインを水で溶いたものが目のたるみに高い効果を期待できる!という噂を聞きました。
コスメではないものを目のたるみやしわの緩和に使うことが流行っている昨今ですが、自己流な緩和策にリスクは無いのでしょうか?
実はこの「水溶きオロナイン」が流行ったキッカケは、美容研究科として有名な佐伯チズさんが活用していた方法だからなんだそうです。
美容の専門家の方が愛用されていた方法なら、ちょっと安心感はありますよね。
今回はこの水溶きオロナインの作り方と使い方、そしてオロナインの本来の効能や成分、水溶きオロナインのリスクについてお話したいと思います。
水溶きオロナインに興味のある方の参考になれば嬉しいです(^^)
目のたるみに効果アリ?水溶きオロナインの作り方と使い方
水溶きオロナインは目のたるみやお肌の乾燥、肌荒れに効果が期待できると言われています。
どうしてわざわざ水で溶くのか?というと、実際にオロナインを手に取ってみると分かります。
テクスチャとしてはかなり硬めのクリームです。
このオロナインをそのまま目元へ擦りつけたら、キレイに伸ばすのは結構力がいります。
目の周りの皮膚は大変薄くデリケートなため、力を入れて擦ってしまうとしわになってしまい、たるんでしまいます。
ですから、まずオロナインを手のひらに適量取ったら数滴の水ら垂らしてよく混ぜ、乳液状にするんですね。
あまり緩すぎても塗りづらいので、少しずつ水を加えるのがポイントです。
水溶きオロナインの使い方は、化粧水の後に乳液代わりとして使うのが一般的です。
人によっては洗顔後に直接水溶きオロナインを塗るという方もいらっしゃいます。
オロナインは水で溶かない状態でお肌に塗ると結構ベタベタするクリームですが、水で溶くとかなりサラっとした使い心地になります。
目のたるみが気になる方は、目元には多めに塗ると良いでしょう。
オロナインは瓶に入ったものとチューブのものがありますが、どちらかというとチューブの方が水で溶くには扱いやすいですね。
また衛生面から面倒でも水溶きオロナインは作り置きしないようにしてくださいね!
使うたびに使い切れる適量を作るのがベストです。
目のたるみに使っていいの?水溶きオロナインのリスクとは?
水溶きオロナイン愛好者の方は結構いらっしゃるようですが、今のところ何かトラブルがあったという話は聞いていません。
顔全体につけると少々オロナインの匂いが気になるかもしれませんが、元々顔全体に使うために作られた薬ではないのでこれは仕方がありませんね☆
オロナインの匂いが苦手な方は使わない方がいいかもしれません。
ここでオロナインの本来の効能をご紹介しておきますね。
・にきび
・吹出物
・はたけ
・やけど(軽いもの)
・ひび しもやけ
・あかぎれ
・きず
・水虫(じゅくじゅくしていないもの)
・たむし
・いんきん
・しらくも
にきびや吹出物は顔にできることもありますので、オロナインを顔につけること自体は問題ありません。
ちなみにオロナインの成分についても念のためご紹介しておきます。
・クロルヘキシジングルコン酸塩液
・ラウロマクロゴール
・ポリソルベート80
・硫酸Al/K マクロゴール
・グリセリン
・オリブ油
・ステアリルアルコール
・サラシミツロウ ワセリン
・自己乳化型ステアリン酸グリセリル
・香料
・精製水
クロルヘキシジングルコン酸塩液とは外用殺菌消毒剤です。
オリーブ油などの潤い成分も入っていますが、本来は塗り薬なので消毒効果も入っているわけですね。
私が気になったのはオロナインの公式サイトの【してはいけないこと】の中で「化粧下に使用しない」と記載されている点です。
水溶きオロナインを乳液代わりに使ったら、その後メイクすることもありますよね?
これは避けた方がよさそうです。
万一、お肌にトラブルが起きても自己流で使ったことですから、メーカー側も何も補償はしてくれないでしょう。
水溶きオロナインを使用する際は自己責任でお願いします。
また水溶きオロナインで目のたるみに効果を実感できている方も、毎日使用するのは危険ですので、週に1度のスペシャルケアとして取り入れる程度に留めてくださいね。
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