お肌が乾燥する時期になると活躍するのがワセリンです。
保湿力が高いクリームなので、乾燥しがちな目元にも効果が期待できると一部で人気が高いワセリンですが、顔に塗っても大丈夫なんでしょうか?
またワセリンとよく比較されるのがプロペトです。
どちらも目元に使っていいものなのか?いいとしたら、どちらがより目のたるみに効果が期待できるのか?比較してみたいと思います。
ちなみにプロペトもワセリンと種類は同じものになります。
精製の度合いによって品質が変化しているだけで、実は一口にワセリンと言っても色々な種類があるんですね。
もちろん精製度が高い方が不純物が少なくなりますし、その分お値段も高くなります。
ワセリンは黄色っぽいクリームですが、白色ワセリンと呼ばれるものは精製度が高いため、白っぽい色をしているんですね。
サンホワイトやプロペトは白色ワセリンの仲間になります。
目のたるみに使っていいのはワセリン?プロペト?
ワセリンの中でも目元に塗っても大丈夫であろうと言われているのは白色ワセリンと言われています。
白色ワセリンの仲間であるサンホワイトやプロペトも大丈夫ということになります。
白色ワセリンとプロペトを比較すると、より不純物が少ないのがプロペトです。
プロペトはアトピー性皮膚炎の保湿として使われるので、お顔に塗っても問題はありません。
どちらを使うかは好みによりますが、どちらも油を固めたような感じのテクスチャなので、目元に塗るには少々伸びが悪いです。
もし目元に塗る際は、なるべく皮膚を引っ張らないように気を付けて優しく丁寧に伸ばしていきましょう。
くれぐれも擦り込んだりしないよう、そっとお肌に馴染ませるように塗るのがコツです。
塗った後は少々ベタつきがあるのが特徴なので、メイクの前などにはあまりオススメできません。
保湿力の高さは素晴らしいものがありますから、ひどい乾燥による小じわやたるみが気になる方にはオススメです。
特にプロペトは赤ちゃんが使っても大丈夫ですし、口に入っても安全と言われています。
敏感肌の人にも使えるクリームとなっていますので、アイクリームや美容液では目元の乾燥を防げない!という方にいいと思いますよ。
ワセリンやプロペトを顔に使う時の注意事項
安全性の高いワセリンやプロペトですが、一つ気をつけたいことがあります。
それはワセリンやプロペトを塗った状態で長時間紫外線に当たることです。
ワセリンは石油系のオイルから精製されているため、紫外線に当たるとお肌が焼けやすくなってしまうんです。
折角、目元のしわやたるみのケアに塗っているのに、万が一シミになってしまっては本末転倒です。
ですからワセリンやプロペトを塗った際には、必ず上から日焼け止めを塗ってくださいね。
日焼け止めを重ねれば紫外線を回避できるので、シミや色素沈着を起こす心配は無用です!
メイクをする際も、必ずUV対策をとってからにしましょう。
ワセリンもプロペトも目元用に作られたクリームではないので、できるなら目元専用のコスメで目元のたるみ対策ができることが望ましいです。
またアトピーなどの影響から目元にたるみができてしまっている場合は、自己判断でワセリンを使用する前に、まずは皮膚科の医師に相談してからにしましょう。
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