姿かたちが親に似てしまうように、肌質も似てしまうものなのでしょうか?
「癌体質」「肥満体質」というものが遺伝するのであれば、目のたるみだって体質的なものがあるような気がしませんか?
「年々、母親の顔に似てきた」「しわの寄り方まで親に似ている」
元々は両親の遺伝子を受け継いでいるのですから、もちろん肌質も脂肪の付き方も似ていて当然です。
生まれつき目の下の皮膚が薄い人は、クマができやすいと言われていますが、これも遺伝的要素が大きいですね。
遺伝子が同じ上に、同じような環境で生活していれば、親と同じような年の取り方をしていっても不思議はありません。
もし両親に目のたるみがある!というのであれば、自分も同じようなたるみ方をしていく可能性はあります。
とは言っても、両親とあなたは別人です。
若いうちからの努力次第で、目のたるみは予防していくことができます。
既に目のたるみが始まっているという方も、まだまだ緩和していく余地があるんですね。
目のたるみやすさは遺伝しても、予防することはできる!
両親の世代と私たちの世代では、食生活も変わっていますし、スキンケアにおいてはもっと変わっています。
インスタント食品や添加物などは、むしろ現代の方が注意する必要があります。
母親がバランスの良い食生活を心掛けてきた家庭では、その考えは子供に受け継がれていることが多いのですが、母親がズボラだったという方は自分が気を付けないといけません。
人間の体は食べ物から作られています。
今は簡単で便利な食品が揃っていますが、しっかりと栄養バランスを考えて食事を摂るようにしましょう。
また、表情筋が衰えなければ目元だってそう簡単にはたるみません!
特に眼輪筋をしっかりと鍛え、目元のツボ押しマッサージなどで血行を促進しましょう。
万一、たるみやすい体質だとしても、筋肉があれば目元がたるみにくくなります。
そしてスキンケアについては、昔とは比べ物にならないくらい進化しています。
いいアイクリームが多数販売されているので、しっかりと保湿ケアをしていきましょう。
アイケアは何歳から始めても構いませんが、メイクをするようになったらもう始めた方がいいと思いますよ。
アイクリームの使い心地は人によって個人差があるので、色々試してみて自分にしっくりくるものを選びましょう。
コスメは年と共に合わなくなることもあるので、常に自分のお肌の状況はチェックしておいて、違和感を覚えたら変え時だと思ってくださいね。
遺伝以外にも目のたるみに影響するものとは?
目元のたるみは全てが遺伝的要素から起こるわけではありません。
「親がたるみやすければ、自分にもその要素がある」くらいに考えておきましょう。
目元にたるみに影響するのは生活習慣が一番大きいです。
特に以下のことには気を付けましょう!
【睡眠不足】
睡眠が不足するとお肌のターンオーバーがスムーズに進まなくなります。
細切れの睡眠ではなく、一度に連続して6時間以上眠ることが大切です。
【紫外線】
紫外線はお肌のハリや弾力を作るコラーゲンやエラスチンにダメージを与えます。
これは目元のたるみだけではなく、シミやくすみも作りだしてしまいます。
【乾燥】
目元に小じわやたるみを作りだしてしまう一番多い原因は乾燥です。
目の周りの皮膚はとても薄いので、顔のパーツで一番最初ん乾燥してしまう部分でもあります。
【栄養不足】
コラーゲンやビタミン・ミネラルなどが不足するとお肌の新陳代謝が滞り、肌荒れが起きやすくなります。
目元のハリを保てなくなり、たるみが起きてしまいます。
【喫煙】
タバコは血行を悪くしてしまうので、酸素や栄養がお肌に行き渡らなくなります。
お肌に必要なビタミンCも喫煙することによって破壊されてしまいます。
一般に喫煙する人はしない人に比べてお肌の老化が早いと言われています。
以上5つの要素に心当たりのある方は、親からの遺伝に関わらず、目元がたるみやすくお肌の老化が早い傾向にあります。
生活習慣を整えるだけでも、遺伝に関わらず老化は遅らせることも緩和することも可能なんです。
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